たにがわ2のブログ

みうゼノプラスから移行しました

回想2017~ドライブ3940km 2日目

2日目である。画像の通りなかなかの移動距離となっているが、元気で観光もできた満足度の高い日となった。
f:id:myuxeno:20180220005659p:plain

2日目 三条燕~天橋立~益田道路

北陸道東名高速や中央道の混雑を嫌って関西方面に向かう際に何度か走っていて、有磯海SAにはよく立ち寄った。今回は米山SA、蓮台寺PA、北鯖江PAでそれぞれ仮眠をとり、南条SAでは名物ボルガライスを朝食とした。チャーケニスト以外にもおすすめ。
DSC_0248_1

このまままっすぐ進んでいると米原を経由して大阪方面に向かってしまうので、敦賀JCTから舞鶴若狭自動車道へ分岐するが、この道路もまっすぐ進んでしまうと中国自動車道へ行ってしまうので、綾部JCT京都縦貫自動車道に向かう。基本的に太平洋ベルトに道路がつながっているので、日本海側を走るためには流れに逆らうというか、分岐側を進むイメージになる。

標識としては「宮津 天橋立」方面だ。この旅行は運転そのものが主目的なので、降車観光には大した優先度がないのだが、天橋立ぐらいは立ち寄っておこうと思った。道の駅「海の京都 宮津」に車を停めて徒歩で宮津駅に向かい、そこから宮豊線で1駅で天橋立に到着。
DSC_0259_1

天橋立を徒歩で歩き、ケーブルカーに乗車、又覗きの笠松公園、帰りは観光船に乗車、天橋立駅隣の知恵の湯に入る。ふらっと雑に寄るだけでも十分楽しめるのはさすが有名観光地だ。
DSC_0268
DSC_0272_1
DSC07001
DSC07022
DSC07049
DSC_0276

通り雨が降って虹がかかった。
DSC_0291
DSCPDC_0001_BURST20171124155607087

うまく観光できたものですっかり気分が良くなってしまった。今日の宿は予定通り鳥取にするつもりだったのだが、もっと先を目指せる気がしてきてしまった。結局行けるところまで行く気持ちが勝ってしまい、24時には鳥取を越えて島根県益田市に到達していた。夜中の山陰自動車道は気を付けないと一般道部分でルートミスしそうでなかなかエキサイティングだった。ここで2日目が終了。通算1531kmとなった。

回想2017~ドライブ3940km 1日目

f:id:myuxeno:20180217165853p:plain自家用車は最も無計画な旅行を実践できる素晴らしいツールだと思う。昨年も晩秋に走り納めも兼ねて遠出することを思い立ったのだった。結果かなりの長距離を走ったのでメモをすることにした。

1日目 仙台~三条燕

夜勤明けで早朝に帰宅した後、眠りすぎてしまうことがよくある。この日も目が覚めたのは15時過ぎで、貴重な日照時間の大半を布団で過ごしてしまったことに後悔しつつ、ともかくこの先連休なことだし、車で出かけることに決めた。行先は決めていなかったが、経県値が稼げていない鳥取あたりが手頃だろうか、などと考えながら、ひとまず日本海側に出ることにした。

夕食 吉野家 17:30

仙台から西を目指すルートとなると、山形自動車道である。仕事でもたびたび通ったが、コンクリートの力でダイナミックに峠を越えていく道で、1935年に開通したJR仙山線が素直に山を登っていくのと比べると、圧倒的な土木技術の差を実感できて好きである。ほどなくして山形JCT東北中央自動車道の分岐が現れる。目指すは酒田、そのまま直進である。

「Cube,My room」というCMがあったが、特に自家用車が生活に密着している地域ではマイカーを自室の延長ととらえる風潮があるように思う。車内のデコレーションに精を出したりする点にはパーソナル性を見いだせるように思うし、コンビニに行くのに部屋着で行くという感覚は、自分の部屋がコンビニに直結しているかのようである。実に便利だ。マイカーで旅行に出るということは、自分の部屋と旅行先が直結する、インドア派に最適な旅行法の一つだと、自分は思っている。

しかし、自分の部屋にいるつもりで油断しきっていると、唐突に現実に直面してうろたえる羽目になることがある。それは西川ICを過ぎていたあたりだった。自分は制限速度未満でゆったり流していたのだが、前の車が急減速したのに気づいた。なんだなんだ。どうやら停止するわけではなく、極端に速度を落としただけのようだ。何故か? 雪だからだ。あ…まずいか? ちょうどその時かかっていたのが「Snow Wings」なのでSnow Wings 夏タイヤ事件と命名した。まだ秋なんだ、季節の扉を開けてもらっては困る。

曲もノリノリだし、路肩に雪が積もっている道を行くことはよくあることだし、外気温はまだ3度くらいだし、こんなちらほら雪が舞うくらい平気でしょ? とビビりながらも月山ICに来たのは良かったが、結局は月山道路の入り口で「滑り止め必要」の表示であった。アウトである。いや、よく考えればこれから峠なんだから全然だめなのだが、地図を見ずに部屋の中にいるつもりでいるとこうなる。

完全アウト宣言を受けてしまうと急に気が小さくなってしまって、引き返す途中の道で雪が降ったらどうしよう? などとさらに悪い想像をしてしまう。一刻も早く脱出しなくては。すごすごと村田JCTまで戻ってきたのであった。

普通ならこれで小旅行だが、まだ起きたばかりで家に帰ってもすることがない。続行するしかない。燃料計は1/2よりわずかに上。最初に入れたガソリンがそのまま無駄になったのがちょっと悲しかった。

東北自動車道に戻ってきたわけだが、少しでも走ったことのない道が走りたい。素直に南下したのは郡山までで、そこから磐梯自動車道経由で日本海を目指すことにした。ハイウェイラジオを聞く限りでは雪の気配はなさそうだ。新潟JCT北陸自動車道へ。燃料警告ランプが点灯したので黒崎PAで55リットルほど給油。三条燕ICあたりで日が変わり、1日目が終了した。この日の走行距離は534km、運転時間は6時間30分であった。