たにがわ2のブログ

みうゼノプラスから移行しました

キャンプ記録(買ったもの編その1)

キャンプに行きました。

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キャンプしている様子

わたしのキャンプ歴:昔家族で何回かと会社の行事で数回
ソロキャン歴:初

そういえば実家にむかしコールマンの413Hパワーハウス ツーバーナー があったのを思い出しました。ホワイトガソリンのやつ。そんなこんなでキャンプ自体は初ではないんですが、ちょっと経験した時代が違うというのと、ソロでは初めてということではあったんですが、"たいして調べないで"(フラグ)アマゾンブラックフライデーセールで安かったものを適当にチョイスして冬のソロキャンを実行しました。

PCパーツや一眼カメラと比べて単価がやすいので、レンズふきやネジを買うような気軽さでポンポン買った結果、チリが積もればでいいお値段になったのと、容積&質量が比べ物にならず、段ボールで部屋が埋まってやばかったです。キャンプギア購入はあなたの買い物依存症を著しく悪化させる恐れがあります。ってたばこの箱みたいに警告した方がいいと思います。

参考にしたもの
www.hageatama.org

わたしのキャンプの主目的としてはこたつでインターネットがやりたい(家でやろう)。いやこたつはにほんじんのちえだよ! さむい冬の過ごし方といえばこたつなんだよ。実際キャンプでこたつを実践している例はけっこうあって、AC電源付きサイトでホットカーペットにこたつっていうマジで家じゃん! っていうパターンから、徒歩キャンでこたつというストイックなスタイルまでいろいろ先駆者がいるみたいですね。

わたしはそこまでストイックなスタイルではなく、オートキャンプ前提で考えています。わたしはマツダ製の"4ドア4人乗りファミリーカー"に乗っているのですが、ソロなら3席が荷物置きにできるし、トランクスルーで長物も行けるし、まえ車載動画に挑戦したときにルーフキャリアまで買ったのでまぁ何買っても持っていけるんですよね。この考えが買い物を雑にして、悪い結果を招くんですが……。

テント

まずはテント選びから。

軍幕タイプを選択しました。自立式の普通のテントは飽きたというのと、寝るときにしか使えないのが不満だったんですよね。このタイプならキャノピーといって、入口の幕の部分がタープ代わりにつかえるので、その下にローチェアを置いてそこにこたつを置けばいい感じになりそうじゃないですか。

このTOMOUNTのやつはアマゾンブラックフライデーセールで15,800円とかいう意味わからんぐらいやすかったから選びました。知らないブランドでしたが、そんなに評価は悪くないみたい? TC素材で火の粉が飛んでも大丈夫というのもよい。

軍幕タイプですが、結果としてはよかったと思います。キャノピーをたたむと、寝る空間を確保しつつ、荷物もそのまますっぽりしまえちゃうんですよね。床がないことのメリットです。枕元に置いた蓋つきコンテナがそのままベッドサイドテーブルになりました。Good!

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蓋つき折り畳みコンテナをベッドサイドテーブルに

キャノピー用のポールは別売りだったので、何でもいいからと選びました。スチール素材。塗装にむらがあるし、抜きづらいし、完全にそれなりでした。

ローチェア

ゆるキャン△SEASON2をみていたら無理してでもヘリノックスのコンフォートチェア行ったかもなんですけど、なんと当時まだ見ていなかったので、マジで何も考えず柄がかわいいのに安いじゃーんと選択。届いてびっくりめっちゃでかい(収納時長さ77cm)&重い(3.1kg)。そのぶん巨大な背もたれはすばらしかったです。オートキャンプならありか。

こたつ用机

これは悩みました。Amazonにあるキャンプ用アルミロールテーブルはどれもこれも幅が狭すぎるんですよね。足を組んで座ることを考えると横幅70cmは必要なのですが、60cm弱のものがほとんど。あっても足が長すぎ。1人用だと幅が狭すぎて、ファミリー用だとダイニングテーブルになってしまい、椅子使用前提で高くなっちゃうってことなんだと思います。

正解は足の長さが2段階などで調節できるアルミ折り畳みテーブルを2個かって1個を天板にする方法みたいです。が、なんか雰囲気が出ないよなぁと思い(思うな)、買ったのがこれ。

木製天板! やっぱこたつの天板は木。値段も1万円未満と良心的。筋交いもないので足の空間も広々です。しかし、問題は重量と収納時のサイズです。Amazonの配達を受け取った時のやっちまった感たるや……重量は圧巻の7kg、収納サイズ92cm…。 たにがわさんの自動車、スキー板対応のトランクスルー機能、発動です。そしてキャンプ当日、積めるから良いってもんじゃない! ってなるんですね。でもね、そういうことって買って使ってみてはじめてわかるんですよ!

こたつ布団

これは封筒型の夏用シュラフを2枚使って連結すればよいとの情報がありましたので、こちら。夏用シュラフってこんなに安いんですね……。すごいな。

こたつ熱源

電源なしサイトへいくつもりだったので、無電源で行ける熱源を考えなくてはいけません。ハクキンカイロ×4も魅力的でしたが、ここは湯たんぽをチョイスしました。トタン製で直接火にかけられるやつです。重いので吊り下げ式の小物入れには入りませんが、床に直置きして足を載せるでも無問題でした。家でも使ってみたんですよ、びっくりするほど気持ちいい……。爆睡。湯たんぽ最高すぎる。

ランタン

ランタン。キャンプギアはどれも進化著しいですが、やっぱりLED照明の登場は革命じゃないかっておもいます。実家のランタンはOD缶のガスランタンだったと思います。電池式のミニ蛍光灯ランタンと比べると圧倒的に明るかったですが、現代のLEDランタンもめちゃあかるいですからね。

名門コールマン。LEDランタンも白発光より、こういった暖色発光のものの方が雰囲気があっていいです。あとわたしは照明に関してはリチウムイオンより乾電池派です。常用するものならいいのですが、防災用途とか、たまに使うキャンプ用途だと完全放電による故障や性能低下が起きる可能性を考えてしまう。その点乾電池式の方が信頼性が高いです。

このランタンは接点開放機能付きで、乾電池の液漏れの可能性を低減してくれる「わかってる」やつです。明るさによって1000ルーメン、600ルーメン、350ルーメンと3サイズの商品展開があるのですが、中間の600ルーメンを選びました。購入時価格2982円と値段がまあまあ安かったためです。実際にキャンプ場でメインランタンとして使いましたが、むしろ周りよりちょっと明るいぐらいでした。単1電池×3本仕様で、重さがそこそこあるので、テント内で吊るには大げさ感があるため、別にサブランタンを用意しました。

名門エナジャイザー。超有名電池メーカーです。日本での知名度は微妙なところかもですが。1273円とか言うあたおか価格で手に入りました。単3×4本で実測320gと軽量です。アメリカ合衆国のブランドらしく? 性能表記が誇大広告気味で、防水(パッキンないので気持ちです)とかバッテリー持続時間(明るさが1%になるまでの時間で計測!!!!!)とか、発光もLED×4でむらがあるのですが、まぁそこは置いておいて。

コンパクトさと、回転するハンドルがめちゃ便利です。伸ばして手に持つも良し(指向性があって前が照らせる)、テント型にして机において手元を照らすもよし、椅子の背に引っ掛けるもよし、ベルトを持ってきてテントに吊り下げるもよし。普通のランタンにない薄型形状と相まってめちゃめちゃ機動力が高い。コールマンはメインランタンとしてずっと外に吊り下げておいて、こちらを手元灯として使いました。これはマジでよかった。LEDはGENTOSでしょみたいなところありますが(私も仕事で使ってるのはGENTOSです)、意外にいいものがありました。

ランタンスタンドははげあたま先生といっしょ。アルミ製で作りも丁寧。軽くていいです。コールマンのランタンをつるすと盛大にしなるので、重量オーバーかも。実用上は問題なし。

コット&マット

コットははげあたま先生チョイスと同様。安いマットは本当にまったくマジでぜんぜん眠れなくていい思い出が1ミリもないのですが、最近はすごい便利グッズもあったものですね。コット。後から見ましたがKingCampのはYouTubeでも人気みたいですね。組み立て方が独特なので、事前練習をしていきましたが正解でした。たたむときにちょっとだけコツがいりますね。

インフレーターマットもKingCampのものを使いました。これも要練習。ふくらまない問題とたためない問題があります。おうちでYouTube動画を見ながら練習したので、本番では平気かとおもいましたが、これも寒くて硬くなっていたのか、ちょっとふくらみが悪くて息をたくさん入れてしまいました。中のウレタンが湿気で悪くなるから息を入れるなという話もありますが、ちょっと酷だなと思います。

シュラフ(そしてその2に続く)

シュラフはですね…盛大に失敗したんですよね。Amazonで冬用シュラフで検索すると本当に微妙なものしか出てこないんですね。あと対応温度の表記がめちゃくちゃ問題。快適温度とか限界温度とか。EUROPEAN NORMとかちゃんとした基準があるみたいなんですが(あとで勉強した)、個々の商品がそういうちゃんとした基準で測ってるのか? という問題もあるようです。わたしは何も知らないので値段の相場観(素人の)で適当に買いました。

"-8℃"対応でそこそこ値段するしということで雑に買ったんですが、この-8℃はEXTREME基準なんですよね。凍死寸前みたいなすごい基準です。一般的にはCONFORTで選ぶべきなのですが、その基準だとこの商品は11℃。3シーズン用だよこたつ布団と一緒だよ。じゃあなんで値段が10倍ぐらいするのか? それは中の綿がFP800の良いやつで、めちゃくちゃコンパクトにしまえるからです。これは登山用なんですね。こたつ布団用に買った夏シュラフのぱっと見1/3ぐらいの容積で、さっきの机のデカさとは別の意味で届いたときにこれは死ぬわ……と気づきました。ふつうにモンベルのダウンハガー800 #1とか買うと5万円するので、値段や容積的には相場通りなんでしょうね。目的が合わな過ぎて終了してます。

買い直すのももったいないので、これを生かす方法で何とかならないか(泥沼)。コールマンのマルチレイヤースリーピングというシュラフがあります。これはシュラフの重ね着をすることで4シーズン行けるシュラフになる(その代わりかさばる)というものです。3層で冬用になるみたいです。ということで、それの真似をすれば解決ですね!(?) 今回買ったこたつ布団用シュラフとこれで2層。もう1層用意すれば冬も行けるはず(?)

実はうちにこんなものがありました。ふるさと納税で防災グッズ件客用布団にできないかと昔入手した、布団屋さんが作ったシュラフなるものです。
www.sanmoto.co.jp
これはある意味すごい代物で、シュラフのような素材なのですが、使い心地が布団。それは長所なんだと思いますが、一番問題なのは運搬時の大きさも布団サイズだということです。圧縮して収納することが一切考えられていないので、布団袋に入っているんですね……。笑っちゃうぐらい大きいです。本当にキャンプに布団もって行っちゃった人みたいなビジュアルになります。掛布団と敷布団が一体なので、サイズは半分ですが、クッション性もよわまっているので、何かしら下に敷くものは必要です。メーカーとしては車中泊用に推しているみたいですね。まああるものは活用しましょうということで持っていきました。

泥縄追い打ち。電熱マット。

マキタの電熱ジャケット、仕事でも愛用しているのですが、あれは本当にあったかいんですよね。あれと同じ仕組みで汎用のモバイルバッテリーを使える商品もいろいろ出回っていて、これもその一つです。寒い思いは嫌なので、何でも試してみましょう。10000mAhのモバイルバッテリー使用時に高温設定で4.5時間使えるそうです。家で試してみたところ、Anker Power Core 13000で5時間弱行けたので、性能通りではありました。これだけ持っていけば凍えることはないでしょう、最悪朝まで起きていればいくら寒くても死にはしません。仕事ではよく朝まで外で立ってましたからね(罰ゲームとかではなく、そういう仕事)。そうなるとキャンプとしては失敗ですが。

さて、結果としてどうなったのかも気になりますね。あとクッカーとかも全然言及できていませんが、Vket見に行きたいのでまた明日書きます。