たにがわ2のブログ

みうゼノプラスから移行しました

回想2017~ドライブ3940km 3日目

3日目である。最長不倒距離?1083kmを記録したのもこの日である。実は一般道率も結構高く、その分走り詰めになってしまった日でもある。
f:id:myuxeno:20180302231754p:plain
本来このような長旅においては車だろうが18きっぷだろうが2日に1回は宿に泊まることにしているのだが、何となく時機を逃してしまった。天橋立の観光に気をよくして、”ちょっと”足が延ばしたくなってしまったのだった。まあ、1日目は夕方から始めているからノーカンと言えなくもない。少しでも眠くなったら仮眠することさえ守れば問題ない。

3日目その1 島根県佐賀県

次なる目的地は佐賀である。九州には何度も来ているのだが、佐賀を観光した記憶がない。せっかくなのでここで経県値アップしておきたい。ルートとしては、山陰道(国道9号)をそのまま進むと山口県を縦断して小郡で国道2号に接続し、そのまま九州に上陸することができる。関門トンネル経由で九州上陸は初めてかも。150円現金で払うのが若干かったるいが、周りがトラックばかりなので流れを乱さないように少々気を使った。

佐賀県って何が有名なんだろう? 今ならストリートファイター佐賀を目当てにバルーンミュージアムに行けばいいんだろうけど、その時はそらでいえる観光地が武雄温泉しかなかったので、武雄温泉に向かったのだが、平日のお昼なのに結構混んでて駐車場がいっぱい。それは良いんだけど、そうなるとどうしたら良いのかわからない。近隣に別の駐車場があるのかもわからないし、空き待ちすればいいのかもわからないし。困っている県外ナンバーの人が他にもいた。

たぶん行こうとしていた日帰り温泉にTELするのが正解だったような気もするんだが、そこまでするのもなーと思ったので、結局近くのマックスバリュに駐車したところで、別を探すことにした。あと武雄といえば武雄市図書館も有名物件だけど、住んでる近くにに多賀城市立図書館という類似スポットがあるのでパス。

というわけで筑後川昇開橋。交通博物館に模型があった。今は鉄道博物館にあるようだ。あれを最初に見たときは、すごいと思いつつもこんなめんどくさいことよくやる気になったなと思った。
DSC07053
しかし間が悪く修繕工事中で中に入れず。そのせいなのか全然ひとけがなくてちょっと寂しかった。
DSC07055
筑後若津駅跡地の駅舎風休憩スペース。設置されている踏切警報器や入換信号機などが鉄道の雰囲気を出すのに役立っている。

結局滞在時間20分ぐらいで終了。これで私の佐賀観光は終了してしまったw さすがにあんまりということで佐賀牛が食べられる焼肉レストランに行くも、佐賀牛ステーキは5000円オーバー。こんな肉の味がわかるのか微妙なコンディションで食べるのはもったいないので、価格の安い「国産牛」ステーキにしてしまった。もったいないといっても佐賀牛食べてもガソリン満タン1回分にも満たないのではあるが……
DSC_0306

腹を満たしたところで、今日の宿を決めることにした。条件としては… 翌日夕方に横浜アリーナに到着できる場所(ならなんでもよい)でる。大体8時間ぐらいで移動できる範囲なら、余裕をもっていけると踏んだ。というわけでこれまた経県値の低い徳島県に決定。楽天トラベルで検索して空き部屋があったサンリバー大歩危に早速予約を入れた。

佐賀から徳島に向かう場合、一般的なのは岡山から瀬戸大橋を使うルートなのだが、ここはそれ以外のルートで向かいたい。一番エクストリームなのはフェリーで四国上陸(国道九四フェリー)なのだが、体調が悪いのと前やったのでパス。しまなみ海道をつかうルートにしてみた。

ほかの本州連絡道路と違うローカル感が結構いいですね。その割に地元の車の走行ペースがノリノリでなかなか楽しかったです。景色はというと夜走っても見えなくて微妙なので、また来たいです…
DSC_0312

四国に上陸して来島海峡SAで夕食。バリイさんが出迎えてくれた。腹ごなしも済ませたところで早々に宿に向かうことに。充実の高速道路網で愛媛~徳島の移動もあっという間である。これはJR四国が苦戦するのも無理はないなと思った。

大歩危、渓谷美で有名なところである。しかし四国はコンパクトなので、都会から割とすぐ渓谷にたどり着くのだ。三好市街から大歩危までのショートワインディングコースは3日の締めくくりに相応しい、手頃な爽快感がある道であった。
DSC_0309

安全にサンリバー大歩危に到着。この宿、部屋から吉野川第二橋梁がみられるその名も「ムーンライトおおぼけ」なる鉄道ファン向けの特別室がある宿だったことは、チェックインした後のエレベーターで知った。うーん機会があれば泊まってみたい…

3日間の疲れをぐっすり眠って癒し、明日は帰り道である。この旅行一番の油断&誤算が待っていることはこの時は疲れていて気付きようもなかったのだった。